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あいちトリエンナーレ2016―第1次調査(その4)岡崎編

Art photo

名古屋,豊橋に続き,三つ目の会場,岡崎へ.
tokidoki.hatenablog.jp
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岡崎会場は,愛環で行くため中岡崎で降りることになり,いつもたくさん歩かねばならない.
さて,この会場はどんなものを見せてくれるのだろうか.
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曇りがちとはいえ,どう考えても暑い.何とか名鉄東岡崎駅まで歩く.

(岡崎O-02)二藤健人
実際に接触することから生まれる事柄がモチーフなのかな.
↓このけったいな道具は,逆さになった人が足を二つの穴に通し,
その上からその足の裏をもう一人が踏みしめるという仕組み.「誰かの重さを踏みしめる」
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↓右手と左手に冷水と温水で温度差を作って手を合わせ,
その温度差が無くなるまでを味わう作品.
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↓これは滝つぼに頭からザブーンといった様をかたどった物.
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これから石原邸まで20分ほど歩く.暑い.
そしてやっとたどり着く.築150年以上,有形文化財なんだって.
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(岡崎O-10)田附勝
古新聞の上に土器の破片を置いたものを写真にしたもの.ややこしいわぃ.
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(岡崎O-09)関口涼子
↓香辛料の瓶詰.手に取って臭いを嗅いで良い.なかなかスパイシー.
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(岡崎O-11)田島秀彦
県美の回廊にも展示があった.
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↓そして石原邸の庭を借景としたアート.
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↓石原邸の庭.
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(岡崎O-12)Kawayan De Guia
県美では映画フィルムでできた馬を展示していたが,
こちらでは,このオブジェ.小さなソルジャーたちからできている.
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(岡崎O-14)佐藤翠
名古屋長者町に大きな展示のあった作者のもの.
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↓間の部屋にそれとなく置かれていたのだけど,これも作品?
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母屋を出て蔵へ.
(岡崎O-08)柴田眞理子
薄い陶器の組合せでできた器の形をしたオブジェたち.
手にもって思い思いの棚へ移動して良いことになっている.
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↓本体と共に穴が作る影が見せる表情も楽しめる.
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↓更に奥の蔵へ.
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↓こんな風に瓦の隙間に作品が埋め込まれている.
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↓本日のお気に入り.生き物のような足が可愛い.
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こうして石原邸を後にする.
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(岡崎O-07)Joao Mode
名美,豊橋にもあったが,ここでもやってた.
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3年前も岡崎の会場となった岡崎シビコへ.もう昭和情緒たっぷりなんだ.
ここではコラムプロジェクトが大規模に行われていた.
(岡崎O-15)横田大輔
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(岡崎O-15)赤石隆明
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(岡崎O-15)勝又公仁彦
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(岡崎O-15)小山泰介+名和晃平
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(岡崎O-15)Lucas Blalock
これも面白かった.よく見ると遠近が逆転するんだ.
エッシャーの絵をコラージュで行ったような.
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なぜか無人のMuseum shopがあった.
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さらに奥に行く.
(岡崎O-06)野村在
爆発の瞬間を永遠に留める.
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こうしてみると,我々人間は我々の時間尺度に現れるものしか
その存在に気付いていないことに改めて気付かされる.
一瞬の中にある存在,そして何万年,何億年の中にある存在.

シビコでしばし涼んで,意を決して最後の会場へ.
そして再び当惑の作品に出会うこととなった.

(岡崎O-03)Shreyas Karle
戦後に建てられたふる~い建物すべてを使った作品.
戦後昭和を展示する博物館ということだろうか.
うん,博物館と解釈すれば...しかし,う~ん...
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と最後の困惑と共に会場を後にして帰宅.
あぁ,でもArchitects of Airが10月に行われるから,きっとまた岡崎に来るだろう.

途中の道に花が咲いていた.
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ふと空を見上げるとグライダーが二機ゆらりと空を舞っていた.
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って,帰る予定だったけど,珍しい愛環の一日フリー券を買ったので,
ついでだから豊田で降りて,豊田市美術館へ.四月以来だね.
tokidoki.hatenablog.jp

降りると同時に雨が降り出す.
なぜならこれから見に行く展覧会が雨粒をモチーフにしているから.
tomiokoyamagallery.com
一階はジブリの展覧会があって大混雑と喧騒で
とても美術館とは言えない状況だったけど,二階に上がると静かな空間.
抽象画ではあるけれど絵本のような優しい世界が広がっていた.
想像にすぎないけれど,作者が小さな子どもの頃に見た雨と雨が作る軌跡の景色が,
大人になってもずっと残っていたのかもしれない.

美術館を出る頃には晴れていた.こっぱとあまつぶ,だけに.

あいちトリエンナーレ2016―第1次調査(その3)豊橋編

Art photo

昨日に続き,今度は豊橋会場へ.
tokidoki.hatenablog.jp
tokidoki.hatenablog.jp

(豊橋T-01)大巻伸嗣
豊橋駅続きの劇場で最初に出迎えられるのはこの大きな壺.
大巻氏は県美でも日本画顔料を使った大規模な作品を展示していた.
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(豊橋T-20)コラムプロジェクト 鳥の歌
きちんとはキャプションされていなかったのだけど,
コラムプロジェクトも展示されていた.共通項は鳥.
しかし,これがその後の「リアルな鳥」につながるとは(たまたま?).
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↓これは県美の地下にも展示のあった,森北伸氏の作品でしょう.
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(豊橋T-03)Joao Mode
名美に続き,こちらでもこのプロジェクトを展開.
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さて,この特徴的な細長いビル.
農業用用水路の上に建てられたという水上ビル.この中に展示が多数.
それにしても古めかしく,昭和情緒がたっぷりだ.
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(豊橋T-04)Laura Lima
で,最初に面食らった作品がこれ.
これまでこんな風にリアルな生き物を使った作品に出会ったことが無い.
人の住処が風化して鳥の棲家にということだろうか.
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↓なんか普通に生活してはります.
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↓屋上まで鳥の巣化.
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↓やい,勝手に撮るなぃ!
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↓こういった綺麗な色の鳥が畳の上をトコトコっと.
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逆に鳥がオブジェに見えてきてしまう.

(豊橋T-08)Libidiunga Cardoso
未開の星に不時着した,というコンセプトだろうか.
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そうそう,映像作品だったから撮影しなかったのだけど,
T-06,07のIgnas Krunglevicius氏の作品はなかなか癖になる作品だった.
文字と効果音のみの作品なんだけどね,何か後に残るのはなぜ?
イグナス・クルングレヴィチュス | あいちトリエンナーレ2016

水上ビルを出て開発ビルへ.見ごたえのある作品が多かった.

(豊橋T-10)石田尚志
元劇場という空間をプロジェクションで幻惑の世界に.
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(豊橋T-11)佐々木愛
幻惑的な色彩の世界から変わって,扉を開くと大きな細かで静かな作品が現れる.
静謐な時間がゆったりと流れる.
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(豊橋T-12)Nicholas Galanin
中世ヨーロッパ貴族風の装束を抽象的にリアレンジ.
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(豊橋T-13)岡部昌生
県美,名美に続き三度目のお目見え.
ここでは旧飯田線のトンネルの壁を写し取った作品が展示される.
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↓マンホールのふたも.
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(豊橋T-14)小林耕平
「東海道中膝栗毛」を現代風に再現というコンセプトでいいのかな.
トリエンナーレにときどきある,ナンセンスものに属する,と解釈して良い?
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(豊橋T-16)久門剛史
本日のお気に入り作品.
↓揺れるランプ.
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↓それに映し出される人影も面白かった.
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↓そして蛍のように明滅するランプと扇風機でランダムに起こされる風で翻るカーテン.
ただ,なぜかテレビドラマ「MOZU」を思い出したよ.
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↓そして沢山の時計が乱反射されて天井に美しい模様を作り出す.
あ,これはSteins;Gateを連想させた.
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(豊橋T-17)Khalil Rabah
本日最後の作品.多分壁の模様と作品の主張がマッチするのだろう.
作者はパレスチナ出身.
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さて,外に出るとまだ日は高い.路面電車が走っていた.
しかし豊橋美術館に行くほどの時間もなく,ほどなく帰宅.
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うん,豊橋の作品群,色々と突き抜けていて面白かったぞ.
さて,一次調査,後は岡崎だ.

あいちトリエンナーレ2016 公式ガイドブック

あいちトリエンナーレ2016 公式ガイドブック

あいちトリエンナーレ2016―第1次調査(その2)名美+栄街中編

Art photo

第1次調査(その1)に引き続き,名古屋市美術館,そして伏見付近の街中アート編.
tokidoki.hatenablog.jp

せっかく土日エコ切符を買ったので一駅地下鉄に乗って伏見の名古屋市美術館へ.

(名美N-37)岡部昌生
先程の県美にもあったシリーズがお出迎え.
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いくつか撮影不可のものがあったので,しばらく撮影せず眺め,最後地下へ.
そして本日二番目の問題作に至る(一番はこの後).

(名美N-47)Lai Chih-Sheng
「境界」と題された作品なんだが,これどうみてもリフォーム中の工事現場でしょ.
観客は部屋の隅に設定された極々細い道を背中を擦るようにして歩くことを強要される.
解説を読むと「ミニマルな表現で見る人の常識をどうのこうの」なんだが,ミニマルすぎる.
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軽く困惑したところで外へ.

(名美N-36)Joao Mode
一般参加者が思い思いの紐を結び付けていく,という作品.
明日行く豊橋でも行われている.
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一通り見終わったところでまだ日が高い.その勢いで街中アートへ.
トリエンナーレの醍醐味は美術館の外に出た作品たちなのだと思うわけで.

(栄N-48)Kerstin Bratsch
アジア系の人の作品かと思ったらドイツ出身の人だった.
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(栄N-49)端聡
水の循環をモチーフにした(というかある意味そのもの)作品.
建物内装の雰囲気共々,異世界感たっぷりだった.
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中華料理店の厨房のように見えなくもない.
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(栄N-52)寺田就子
更に階を上がると一転してやさしい空間.本日のお気に入りの一つ.
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旧明治屋のビルに作品はある.
このビル自体がアートのようだが,やがて再開発で壊されるらしい.
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(長者町N-58)Adriana Minoliti
カンディンスキー風の幾何学物体が如何わしいことをゴニョゴニョ.
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そして,本日一番の問題作に出会う.

(長者町N-59)大木裕之
えっと,汚部屋(おへや)?作者の生活そのものが旅であり...どうのこうの...
映像作家の作品だから映像をよく見なくてはならないのだが,
今回はこの段階でなかなかビビッてすぐに退散してしまった.
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(長者町N-56)D&Department project
県内の特徴のある店をリサーチして展示した作品.
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中でもこの↓一角が味わい深く,店の名は喫茶hiraya.
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で,どこにあるのかと検索したら蒲郡にあるらしい.
garagecoffeecompany.jp

(長者町N-66)Natascha Sadr Haghighian
重低音が鳴り響く,暗く暑い部屋.そしてガラス越しにしか見られない作品.
政治問題を提起しているのだということなんだが,さて.
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(長者町N-64)Hassan Khan
昭和の香りのする角度によって画が変わる「レンチキュラー印刷」.
岡崎にある作品のほうが主なようだ.
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(長者町N-60)山田亘
架空の「大愛知なるへそ新聞」なるものを発行するプロジェクト.
でも別の場所には編集室もあって,一般参加者が記者となって投稿するらしい.
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そして本日最後の展示場へ.

(長者町N-61)
本当はこの反対側に白川昌生氏の「らくだを作った男の話」として
その一生を窺わせる展示があったのだが,なぜかその時は撮らなかった.
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(長者町N-62)佐藤翠
鏡に彩色して光を当てた作品.
小さな子どもの頃クローゼットに入ると大人の独特な服の世界に包まれ,
異世界感を味わったものだ.それを思い出させる.
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(長者町N-63)今村文
本日のもう一つのお気に入り.蜜蝋画というものだそうで,緻密な花模様.
よ~く見ると,深い味わいが現れてくる.
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こうして振り返ってみると,街中アートに面白いものがあったはずなのに,
当日三カ所目ということもあって疲れてまともに見ていないことに気付く.
第二次調査では街中アートを中心に追求してみよう.

さて,明日は豊橋.さてさて,何があるだろうか?

あいちトリエンナーレ2016オフィシャルガイドブック (ぴあMOOK)

あいちトリエンナーレ2016オフィシャルガイドブック (ぴあMOOK)

あいちトリエンナーレ2016―第1次調査(その1)県美編

Art photo

初めにお気に入りのイタズラを紹介しよう.
curazy.com
僕はこれはこれでアートだと思うんだ.
日常が非日常に変わる瞬間.
何も特別な出来事が無くとも,それは人の頭の中だけで起こること.
それを意図的に引き起こしたのなら,それは十分にアートなんだ.
かつてマルセル・デュシャンが当時の美術界に対して行ったイタズラ,
その系譜はずっと受け継がれているわけだ.
(その「受け継ぐ行為」はデュシャンの意図からすると逆説的かもしれないが.)
k-daikoku.net
世界の,日常の再認識のスイッチを入れること,それがアート.

さて,そういう前置きはともかく,3年ぶりに始まった「あいちトリエンナーレ」.
今回もどんな素敵なアイディアに出会えるだろうとワクワクだ.
今年は会場が名古屋・岡崎・豊橋と3カ所,時間のあるうちに周ってしまっておきたい.
で,本日は何はともあれ全体のコンセプトを感じようと愛知県美術館へ.
何度も言うが,現代アート物は撮影OKなのが何より嬉しい.

(県美N-06)Taloi Havini
南太平洋の貝や石のお金を模したものを数珠つなぎ.経済への問い掛け.
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(県美N-07)Dilek Winchester
文字や言葉を「観る」ということ.
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(県美N-08)Iman Issa
20世紀抽象アートをさらに再解釈するってことらしい.
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(県美N-11)三田村光土里
少女の闘い,世界との,あるいは他者との.
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「自由でいるためには 手放すことを恐れてはいけないの
 たとえそれが どんなにたくさんのものでも」

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「人はお互いを理解することはできない そのことを理解しなくてはなりません」

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(県美N-12)Mark Manders
彫刻という行為は,何を掴もうとして起こるのでしょうか.
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(県美N-13)大巻伸嗣
日本画の顔料を撒いて描かれた巨大な作品.曼荼羅に近い祈りのような.
(まぁ,1枚目,撮影失敗してるけど.)
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(県美N-10)中村裕太
陶器そのものは透き通っていないのに,影を見ると中に光が差し込んでいる.
おやおや,とおもったけど,よく見たらなるほど.でも,これ意図したことなんだろうかね?
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(県美N-04)Kwayan de Guia
B級映画のフィルムをクルクル巻いて作られた馬たち.
これ,尻尾から息を入れると「ブッ」て鳴るのだけど(ってやってる人たちがいた)
きっと作ってから作者本人が気付いたにちがいない.
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(県美N-03)Jerry Gretzinger
架空の地図,今回のトリエンナーレの表紙にもなっている作品.
落書き気分で始めたものがいつの間にかアートになったのだそうだ.
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(県美N-17)田島秀彦
11階の回廊の展示.空間構成に目が行ってしまったのだけど,
「タイル」がこの作品の主.
このカーテンと原色の組合せで三年前のトリエンナーレの青木淳氏の作品を思い出した.
そしていつも思うが,この回廊,暑い.
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(県美N-18)Valsan Koolma Kolleri
現代建造物との取り合わせの妙,竹と土の建造物.
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(県美N-20)味岡伸太郎
愛知県内の様々な土地の土を集めて塗った作品.
土のカラーチャート,土の表情.
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(県美N-21)竹川宜彰
政治・社会問題を寓話的に表現.
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(県美N-23)高橋士郎
ある小説を挿絵的に説明するような作品.
こう提示されると逆に元となった小説がどんな話なのか気になる.
あちこちで作品が動き回り,色々と滑稽で面白かった.

因みにこの作者は1970年の大阪万博にも出品された方だそうだ.
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↓ニョロニョロ回ってたり,髪の毛逆立っててちょっと怖かったり,
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↓これは口をパクパクさせるし,
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↓これは息をするように音が出るんだ.
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因みに,この回転しながらカチカチ音のする作品↓を見て,
高校生なんかが研究するのに丁度良さそうな,
ちょっとした数学の問題を思いついたのだけど,具体化できるかな.
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(県美N-37)岡部昌生
このシリーズ,四月に豊田市美術館で一度目にした.
tokidoki.hatenablog.jp
木の年輪や洞窟やトンネルの壁や,とにかく凸凹した場所を版画のよう写し取る.
この後行く名古屋市美術館でも,そして次の日訪れた豊橋でも見ることになる.
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(県美N-33)西尾美也+403architecture [dajiba]
アートプロジェクトもの.かき集めた服を観客がリアレンジして,
さらにその服を利用した何らかのアートを記録するというプロジェクト.
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(県美N-23)高橋士郎
このバルーン作品も先程の小説と関連有るのか無いのか...
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(県美N-02)森北伸
オアシス21から地下でつながっている場所にある大きな作品.
チャップリンの映画「ライムライト」をモチーフにしたもの,なのかな.
現代のおとぎ話の様な.
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こうしてしばらく非日常な空間にいると色々なものがアートに見えてくる.
ってわけで,館内にあった何も貼ってない掲示板が何だかアートだったので撮ってみた.
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他にも映像作品や,撮影不可もの,撮影しなかったものなど多数.
しかし県美の一次調査としては本日これまで.
まだ時間があるので,この後,名古屋市美術館へ.
(あいちトリエンナーレ2016―第1次調査(その2)へ)

あいちトリエンナーレ2016オフィシャルガイドブック (ぴあMOOK)

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免許更新講習と高大連携2016

おしごと きょういく すうがく

この時期,毎年まとめてのお仕事,本日は免許更新,明日は高大連携.

で,いずれも「位取り記数法」から出発する数々の話題.
素朴な数の四則演算の世界は一般の人だって参加しやすいので,
この10年お気に入りでずっと活用している.

で,それに利用するグッズ↓今年もなんちゃって計算機は健在.
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黒三角の模様のシートはGenaille–Lucas rulersという計算棒.
「ネイピアの骨」における繰り上がりの部分を工夫したシロモノ.
そういえば,これ1年前に紹介していた.
tokidoki.hatenablog.jp

さてこれが終わると,3年ぶり,あいちトリエンナーレ!
現代アートに包まれる2ヶ月.
発売と同時に取得したフリーパスで県内の会場を散策の日々,の予定.
あいちトリエンナーレ2016

あいちトリエンナーレ2016オフィシャルガイドブック (ぴあMOOK)

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