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きょういく

動機づけの内在化への新たな挑戦-中間報告-

動機づけの内在化への新たな挑戦 - 遊び tokidoki 仕事で告知したように, 大学生の学びへの内発的な動機を如何に復活させるか, を真のテーマにして行っているプログラミングの講義. 動機づけの内在化への新たな挑戦 - 遊び tokidoki 仕事シューティングゲ…

動機づけの内在化への新たな挑戦

プログラミングの講義はずっと担当してきたが, それを学ぶ意義も有効性もどうも伝わらずに終わってきた. (というのもその後の講義に活かされることもほとんどなく, かつ卒論に使う学生もごく少数なので.) この頃は「そんな講義あったっけ」という学生…

消えゆく知的たくましさ

知的たくましさ.この国から絶滅しつつあるもののひとつ. この感覚は塾で教えていた14,5年前ぐらいから感じていたこと. 「教わってないから分かりません」が共通の反応. この危機感はまだ非常勤でここに勤めていた頃に書いた, 共通科目研究交流誌への投…

The genocide of Learning(3a) - どのようにして「学び」が滅ぼされるのか

小学校の雰囲気が好きなので,いつも基礎実習引率では附属小学校へ行くのだが, 今年はじめて附属名古屋中学校へ行ってきた. 想像外に充実した内容となった(と勝手に自分では思っている). 何より授業してくださった先生を交えての協議に十分な時間が取ら…

時至るまで

自宅裏庭のライラックの木の葉っぱが穴だらけになったのはこの8月. その犯人映像がこれ↓ 画像検索してみるとハバチ(コクロハバチ?)の幼虫とのことらしい. 何でもハバチの幼虫は狭食性で,決まった種類の葉っぱしか食べないとのこと. 調べてみると,ハ…

不毛の地層

↓これ,なんだか分かるかい? そう,物によっては3か月以上余裕があったにも拘らず, 〆切ギリギリに提出された課題の地層だ. 左の山から順にC組>B組>A組のレポートとなっている. A組が一番少ないのは予想通りだが,意外にもC組がmax. そこにあっ…

とある同人からとある理由でプレゼント

5限のゼミ説で何話そうかなっ,て考えてたらお昼にぞーんとSigmaの皆が現れる. (およそ2名はクッションの影に埋もれる) え,なになにっ,て感じで豪勢なシュークリーム↓と(メンバーの皆は小粒のチーズケーキ) 高級感漂う紅茶セット,紅茶ジャムつき!…

あの子達はどこへ逝ってしまうのだろう

副免実習の研究授業を今年も参観.中学1年の文字式の導入である. 久しぶりにこちらが元気になる1コマを見られたので,報告したくなった. 何より子どもたちが明るい. そして授業の間,子どもたちの誰一人としてつまらなそうな顔をしていない. 各自が探…

沈黙という黄金

歴史の中で,人々はしばしば沈黙の価値について触れてきたようだ. 「雄弁は銀,沈黙は金」はよく聞くことわざだ. (「その昔銀のほうが価値があったから実は雄弁のほうが価値があるという意味だ」 という説を何かで読んで違和感を感じていたものだったが,…

幸せの様相

あなたの人生の目的が幸せになることなら, 苦しみ多き人生となる. 人生の目的は、幸せになることではない. 自分らしく生きることである。Peter Sage (イギリス出身の企業家) とても実業家らしいこのセリフは1年ほど前の記事, 「創造の連続としての生き方…

今そこにある能力

小保方氏の発見は「外部からの刺激のみでは万能細胞にはならない」 という生物学の定説を覆したという意味でも画期的だったそうだ. 全く門外漢なので,相当間違った表現をしているかもしれないが, その発見はiPS細胞など外部から組み込む*1やり方ではなく…

あなたはこの世界にどう関わるのか

ちょっと目についた記事があったので紹介. PRESIDENT Online 2013年12月2日号 元銀行マン、エリート養成校をつくる【1】−対談:IGS代表 福原正大×田原総一朗 その中にある,フランスに留学した子どもの話. その子が日本で習った通りの解答をフランスの学校…

Ideas worth spreading

様々なジャンルで活躍する人々がプレゼンテーションを行うTEDのスローガン. BSで毎週放映されているのだが,まさに「広めるに値するアイディア」を 20分のトークで披露してくれるものだ. 普段なかなか時間が無くて録り溜めておいたものをここ数日見ている…

プログラミング最終課題―クリスマス風に

今年のプログラミングの講義では,「体験的に学ぶ」ということをより強調して進めた*1. とかく受動的になりがちな学生の学習態度に幾らかのインパクトと内省を促したかったからだ. (何しろ,受動的な勉強ほど楽なものはないから.) 目の前で起こる現象に…

ほれ,やっぱり写真は記憶を薄くする

「写真撮影はお断り」博物館で写真を撮ることは記憶には悪影響? ScienceNewsline Psychologyより. http://jp.sciencenewsline.com/articles/2013120908550007.html 以前,パイディアへの投稿読み物でも書いたけど, (初年次導入教育の可能性 ― ある数学教…

行ってきたよ「逆シミュレーション音楽」展!

岐阜県美術館でルドン展やってるので前から行こうと思ってたが, ちょうど三輪眞弘氏がこの日,この美術館でミニコンサートを交えた座談会をする, ってことでワクワクしながら行ってきた. 三輪氏の活動を知ったのは,10年ほど前, 丁度ここに赴任したとき…

「から。」で終わるのでなく,「けど,」で始めよ!

何がって,学びのことだ. 自己原因性を伴わない教育の無意味さを 世界は随分前から認識し始めている. 分かっていても変えられない,と留まるのはやはり怠慢. だから初年次教育でも,講義中繰り返し警告を交えたりした. 「いい加減,目を覚ませ.教育に飼…

The genocide of Learning(2)

いまさら感もあるのだが,まず初めにPISA2003のある調査結果を見てもらおう. 出典:学習意欲向上のための総合的戦略に関する研究 −「活用型・探求型の教育」の教材開発を通して− 下田 好行(国立教育政策研究所 総括研究官) p3 の図をEXCELで打ち直した. …

The genocide of Learning(1)

すべて物事を局限するのが幸福になるゆえんである. 「訓話と金言」ショーペンハウアー この言葉は,「けさのことば」として新聞に載っていたものだ. 出会ったのは高校1年の頃だろうか. 未だにこの言葉は人生の真実を言い当てていると折に触れ思う. 人が…

Hominis Dignitati

ラテン語で「人間の尊厳のために」,だそうだ. たまたま前を走っていた学園バスに掲げられていた言葉. 人間一人一人に,何人も決して侵すべからざる尊厳が備わっている という世界観だ. そうならばまた,人間一人が形成されていく過程で, その人の成長に…

世界は実在なのか関係なのか

表題は,ケン・ウィルバーが編集したニューサイエンス論考集 「空像としての世界」に当時巻かれていた帯の文言. フラフラしていた大学生時代にニューサイエンスにはまった. きっかけはF.D.ピートの「シンクロニシティ―」. 現時点でのあらゆる初期値が厳密…

人の目は前にしかついていないから

自分が正しいことをしていると確信している人間くらい 騙しやすい相手はいないと牛河はあらためて思った. (1Q84 book 3 p82/村上春樹) とあるFD(大学の先生が教育改善のために行う勉強会のようなもの)でのことだ. 新しい教養科目の講義の方向性に…

ネタをもらう

そういえば,初年次導入で逆に学生から一つネタをもらった. やり方は分かるのだが,どうしてそうなるのか分からない,とその学生がいう, 16枚のトランプを使ったある手品だ. ↓↓↓↓ なぜかKingばかりが最後に表になる,という手品. 講義の初めに学生に披露…

初年次着々と準備中(もう始まってるけど)

今年から始まった初年次導入教育. その昔,算数科研究やら一般数理やらで培ったネタを あれこれ援用して,何とか5回を乗り切ろうと画策中. 自分がこの講義で目指す方向は「数学リテラシー」. 早い時期に数学の有用性や楽しみ方,学びの深め方を できるだ…

やっぱ,くやしぃんだよなぁ

何がって,絶対音感が無いこと. 今年も絶対音感のあるゼミ生がいて, 聴いた音楽を片っ端から譜面に拾っていく姿見てると, んんっ,もぅっっ!ってなる. あの能力の仕組みはまだまだよく分からないことが多いらしく, 諸説あるようなんだけど, 幼少時に…

宣伝?

あれ,こんなもんAmazonで売ってるんだ. 赴任して早々にこのプロジェクトに加わったのだけど,懐かしいな.数学の小箱 (愛知教育大学ブックレット)作者: 鈴木将史ほか出版社/メーカー: 愛知教育大学出版会発売日: 2010/12/01メディア: 単行本 クリック: 19…

そして祭りの後

さて,こうして今年の卒論発表も終わり. 本当にのんびりな学年だったので, こちらは色々と焦るのだが,動かないものは動かない. それでも最後の最後で帳尻合わせしてきたから, まぁ,良しとしようか. ことしから発表の記録道具が手に入ったので, 次年…

知的自立,ということ

世の中の人間の大半は,自分の頭でものを考えることなんてできない ―それが彼の発見した「貴重な事実」のひとつだった. そしてものを考えない人間に限って他人の話を聞かない. (村上春樹「1Q84」 book 3 p191 牛河のことば) 昨年度開催の愛知教育大…

自律的学習と知的自立

先週,今週と,教育実習生の研究授業の観察に行っている. 学校によって,地域によって,環境によって,教育は様々だ. しかし程度の差こそあれ,「自律的な学習力」を育てようと各学校が頑張っている点は共通している. なぜなら,教育の本分は,それを受け…

そして免許更新講習!

ぜーぜー. 昨日に引き続き,今度は先生相手に講義. やっぱり年上の先生方が多く,教育委員会からもこられて, 緊張この上ない. で,話はっていうと,小2生が書いたある研究ノートから始まって, 様々なかけ算方法,そして基数システムまで. あれ? って…