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数学と音楽と教育と遊び

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宴の後

っていうわけで、卒論発表会、無事終了。
振り返ると最も手のかかった5代目だったが、
その価値があると思わせてくれたからなのかもしれない。
同時に、自分が彼ら学生に何を伝えたいのか、
ようやくこの5代目にして明確にその指針ができたのも確かだ。
彼らも彼らなりの理解で私の活動へ参加してくれた。
だから思う存分に絵を描くことができた。
彼らも十分にそれぞれの能力を発揮してくれた。
何より、算数ドリルでも受験数学でもない、
いわゆる「数学」に触れた/触れようとしてくれたことが嬉しい。
私の思いに反応してくれた彼らに感謝したい。
学ぶことの深淵さをちょびっとだけど経験した彼らが、
長い時をかけて教育現場で何らかの風を起こしてくれたなら、
それに勝る喜びはない。


というわけで、いつもの「でんでら」で打ち上げ。
で、そのまま大学に1泊。





























まぁ、しかし物事がそう上手くいくわけでもない。
次世代ゼミ生はちょっと期待できない。
何しろ幼すぎる。無断でゼミをサボる。
是非参考にして欲しいと、4年ゼミ生の発表練習に参加させたが、
一部は「仕方ないから聞いてやる」感たっぷりだったし、
真剣に戦っている4年生を前にYoutube見て笑ってるとは。
1年後同じ立場に自分がいるという想像力も働かないのだろう。
今君が笑っている相手は、
自分の指導教員に他ならないことが分かっていないのだろう。


他人の学びを笑う者は教員になるべきではない。
「学び」を大切にしない者には教育者の資格などない。
「学ぶ」機会を自ら放棄して、
一体子供達に何が教えられるというのだろうか。


というわけで、また新たな闘いの始まりだね。
ふぅ...