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算数の□と数学のx (ナンを頬張りながら)

がくせい きょういく イベント


不定期に続いている卒業生とのお食事会。
今回はスバカマナ
(ここのチーズナン、月に一度は食べたくなる。)

小学校の発展学習で文字式をやっているという話
になった。で、「あ〜注意しなきゃいけないよな」
と前から思っていたけどそのとき思い出せなかった事柄を
備忘録代わりにちょっと綴る。
我々よく「小学校で□とやってたのを文字 x に書き換えればいいんだ」
とやってしまうけど、注意しないとここで混乱する子が出ると思う。



「ペンを3本買って500円玉で払ったらお釣りが140円だった。ペン1本の値段は?」
という問題の時、中学校ならペン1本の値段を x とおくが、
普通、小学校ではペン1本の値段を□とはおかないのではないか?
むしろまずペン3本の合計代金を□にして求めてから、
3本分だから3で割って1本を出す。



というのも、教科書を注意して見渡すと、
小学校で□が登場する初めのころは「空欄」という役割になっているからだ。
あくまで「そこに値を書き込む」という「解答欄」感覚だ。
だから「□は解答欄だ」と思っている児童にとって
 500-□=140   は受け入れられそうだが、
 500-□×3=140 などという表記は、
初めギョッとするんじゃないだろうか。
(へ〜っ!とこの発想の転換に子供たちが目を輝かせてくれたらしめたものだけど。)
気を付けないとここでうまく切り替えられなくてつまづくかもしれない。



単なる「解答欄としての□」が「変数としての x 」に変わる瞬間。
子供の中でエキサイティングなものになるか混乱の種になるか。
教師力が試されるなぁ...



なんてことが当日思い出せなくてモヤモヤしながら
でかいナンを頬張っていた夕暮れ。