ああ、ついに彼らも卒業か。
1年の頃から基礎実習につれていったり、タコパーしたり、
花見に行ったり、テスト前には22時過ぎまで研究室に溜まりこんだり、
リカバーして(中には3回も!)何度も同じ授業内容の説明したり、と
あれこれ濃密な接点のあった世代だった。
若い先生が講座に増えてきたからか、
(歳取ったのぅ...)
学生の文化が変わったからか、
この世代以降とは
この学年ほどの接点はなくなってきた。
そういう意味でも思い出深い。
それにしても、
よくあの激しい卒論指導についてきたよ、
我がゼミ生。誇りに思う。
午後は恒例の謝恩会。(=唯一、ただ酒の飲める会)
今年は思ったより静かだったかな。
←キャサリン、乱入!(その頭で卒業式出たのか)
そうそう。
毎年門出に何か教員から言葉を贈るのだけど、
今回自分の贈ったのはちょっと説教過ぎたかな。
もっと未来に希望を持たせる類が
良かったかもしれない、と酔いながら反省。
しかし、かつて無いほどでかい花束もらったよ。それに、ワインと地酒。もらいすぎ。
(っていうか、このクラスのワイン、彼らがんばったな。ありがとう。)
これでみなそれぞれの地に向かい、新たな人生が試されていく。
傾きかけているこの国を立ち直らせる唯一の方法は、人を育てること。
君らの目の前の子供たちをどうか大切に導いて欲しい。
とまぁ、最後まで色々言ったけど、あれだ、現場はやっぱり激しいので、体壊すなよ。
君らにとっても、そして君らに教わる子供たちにとっても、心身ともに健康が一番だ。