そろそろBeamerが必要になってきたので大学/自宅両方に導入.
でも,きっとすぐ忘れるので,メモ.
- ダウンロード(2011/11/13 現在)
◆Beamer本体 from CTAN の 冒頭 zip file Ver. 3.10
これ以前の Ver. だと 新しいgeometry packageと不具合があるようで(参照),
その場合,Beamerのbaseフォルダにある beamerbasecompatibility.sty を更新しなけらばならない.
つまり新しいパッチを CTAN からとってきて上書きする.
◆pgf(TeXで図を描くためのマクロ集) from Sourceforge Ver. 2.10
◆xcolor(TeXで色々色) from CTAN の 冒頭 zip file Ver. 2.11
Beamer関係はこれでいいのだけど,リアルタイムにpdfに編集更新を反映させるには,
やはりSumatraが良い.
◆Sumatra PDF ページの SumatraPDF-1.8-install.exe Ver. 1.8
◆これらのファイルの圧縮形式がさまざまなので,
例えば 解凍レンジ をあらかじめ用意しておくといい.
- インストール
◆実は 角藤版Latex for windows でLatexを入れたなら,Beamer関係はみな入っている.
【Beamer】 C:\w32tex\share\texmf\tex\latex\beamer
【xcolor】 C:\w32tex\share\texmf\tex\latex\xcolor
【pgf】 C:\w32tex\share\texmf\tex\generic\pgf
個別にBeamerを入れるなら,\texmf\tex 以下のどこかに展開すれば良いんじゃないかな.
- winshellとの接続
◆角藤版LatexにはTexworksというLatex用エディタがついているけど,
文字コードの関係でこれまでの資産が活用できなくなるため,これは使っていない.
winshellをSumatraと連動させて使う.以下自分の環境.
【主なプログラムの設定】
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- プログラム名:LaTeX
exeファイル名:C:\w32tex\bin\platex.exe
コマンドライン:-src-specials -interaction=nonstopmode "%s.tex"
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- プログラム名:DVIView
exeファイル名:C:\w32tex\dviout\dviout.exe
コマンドライン:-1 %s.dvi "# %l "%c.tex""
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- プログラム名:GSView
exeファイル名:C:\gs\gs9.04\bin\gswin32.exe
コマンドライン:"%s.ps"
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- プログラム名:PDFLaTeX
exeファイル名:C:\w32tex\bin\dvipdfm.exe
コマンドライン:"%s.dvi"
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- プログラム名:PDFView
exeファイル名:C:\Program Files\SumatraPDF\SumatraPDF.exe
コマンドライン:-reuse-instance "%s.pdf"
「-reuse-instance」 と入れることで,Sumatraの重複起動を避けられる.
また,「PDFLaTeXを先に実行」にチェックを入れておく.
【ユーザー指定プログラム】
LaTeXボタンで.texを.dviに→PDFLaTeXボタンで.dviを.pdfに→PDFVIEWで出来上がったpdfを見る
なんてやってられないので,ユーザー指定プログラムを設定
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- プログラム名:Sumatra
exeファイル名:C:\Program Files\SumatraPDF\SumatraPDF.exe
コマンドライン:-reuse-instance "%s.pdf"
更に,「LaTeXを先に実行」「PDFLaTeXを先に実行」2つにチェックを入れておく.
最後に,このユーザー指定プログラムを実行するためのボタンを
「オプション」→「表示」→「ユーザー設定」→「カテゴリー」→「ユーザー指定プログラム」
からボタンを作っておく.こうすれば,このボタン1つで全過程をしてくれる.
で,上手くいくんじゃないかな...