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和声を環論で

一方で,不定調性音楽理論music school M-Bankのコンテンツ)を
別のゼミ生と共に読んでいる.
こちらはどう数学に載せるか,が最大の問題なのだけど,
どうも和声あるいは倍音列をイデアル論的に扱う,
ってのがありえそうだと最近思えてきた.
で,「イデアルと和音」で先行研究がないかと探してたら,
こんな面白いサイトを発見.
The Music Animation Machine

そうそう!こういうのやりたかったんだ!
ArtとScienceが交わるところ!


そこにMusic Animation Machine というフリーソフトがあって,
MIDI sequenceを様々に視覚的な表現で見せてくれる.


普段やっているDTMではpiano rollで

ってなかんじで,コツコツ進むわけだけど,
音楽の構造を強調するように視覚的にいろいろアレンジしてくれるのが
このソフト.









五度圏上の動きとして.



中でも気に入ったのがこれ↓

トライアドで作られた音のネット(その筋の人たちには,Tonnetzとして知られている構造)
の上で音楽の流れに沿って表示してくれる仕組みだ.


いずれにしても,前期でどこまで先回りできるか,が
今年の鍵には違いない.