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こどもたちはやり方を知りたいと思うと,それを学習するのです.

さあ,新年度開始.だから初年次演習も始まる.
過去2年やってみたが,何か地に足がついた講義になっている気がしない.
それは何より私自身,主張はあれど
それを実現するきちんとした基盤を持てないでいるからだ.
それでも明日から始まる.今回,もう少しだけ形を変えてみたい.
何か学生が自発的に「学び」に気付く方法は無いものかと.

で,再びふらふら歩いていたら,TEDの良いトークにぶつかった.
スガタ・ミトラの自己学習にまつわる新しい試み,だ.www.ted.com
そこから印象深い言葉を幾つか拾おう.
「こどもたちはやり方を知りたいと思うと,それを学習するのです.」
またこのトークではアーサー C.クラークと対談したシーンがあるのだが,
そこでのアーサーの言葉.
『機械で替えがきく教師は 替えるべきだ』
『子どもたちが興味を抱いたとき,そこに教育が生まれる』

それに続いて,
「これは間違いなく 人の役にたちますよ.
 子どもたちは やり方をすぐ理解して夢中になって面白いことを探しますからね.
 興味を持てれば教育を受けているのと同じことです.」
そしてトークの最後は次で締めくくられる.
教育は自己学習システムです.そこでは学習が創発的現象なのです.
実験的に証明するには数年かかるでしょうがやってみるつもりです.」

とりあえず,明日からの初年次ではこのトークの一部を紹介するつもりだ.
教えられることに慣れ過ぎた学生に,小さな変化を起こす導火線になればと.

統計とコンピュータも方法を大きく変えたいと思い,プロジェクト学習なんかも視野に入れて
(もちろんとてもそんな大がかりなことはできないけど)講義を考え直している.
その参考とした書物の中に次の言葉があった.
そうあって欲しいという教育者の願いが込められた言葉に思える.

「子どもは教えないと何も知らないかもしれません.
しかし大事なことはすでに知っている気もします.
人間は知識の入れ物ではありません.
その深いところに『高き心』や『知』を希求する魂や
『考える』ということでしか良き未来への道はないことを知っているかのような存在
と私には感じます.」

プロジェクト学習の基本と手法―課題解決力と論理的思考力が身につく

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おっと,いつものあれももちろん.

人を伸ばす力―内発と自律のすすめ

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