電気で生きる微生物を初めて特定 | 理化学研究所
なんだろう,相変わらず生き物は想像外の姿を見せるね.
もちろん,その生き物に電気プラグがついてるって話じゃないよ.
むしろ,電気プラグがついてそうなのはこっち.
Boston Dynamics All Prototypes - YouTube
こちらの進化,異常に速い.
そして前にもふれたけど,この企業,Googleに買収された.
そしてGoogleは人工知能関連企業も買い集めている.
もはやSkyNetだね.
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それにしても,植物ですら何か意志を持って進化しているように思えるときがある.
本当に自然淘汰だけで説明できるのか,つい疑ってしまう.
例えば,実の中に種が何個あるか何らかの方法で判断している木があるのだと.↓原論文.
http://www.jstor.org/stable/full/10.1086/675063
なんでもその果実の種にハエが卵を産み付けると,
種が複数個そこにあるなら産み付けられた種だけ成長を止めることで
ハエの幼虫を死なせ残りの種を確保する,ってだけでなく,
もしその果実に種が一個しかないならたとえ卵を産み付けられていても
成長を止めないのだそうだ.
というのも,一個しかないときに成長を止めたら種が何も残らなくなってしまう,
それならたとえわずかであれ,卵が孵らない可能性に賭けて
そのまま種を育てる,ということらしい.
こんな風に果実の種の個数を植物が把握しているだけでなく,
その状態に応じて「判断」を変えているということなんだ.
虫に葉っぱを齧られるとその齧る振動を感じてその葉っぱに苦い成分を出す,
という植物があるという話を何かで読んだが,
あの一見静かな植物たちが,こんな風に実に巧妙な戦略で生き延びている.
なんだろう,「植物知」という形の知性ってものがあるように思う.
あるいは時間軸方向にうんと長い尺度を取って見えてくる「知性」が
あるんじゃないだろうか.
こういった生物学関係で面白いネタを紹介してくれるページを
結構前に見つけたので紹介.
たとえば(これは教科学のネタに使えないかと探していて見つけたのだけど)
葉っぱが黄金比角で生える仕組み.これはよく黄金比が自然界にもあるんだよ,
って形で数学読み物に引き合いに出されるのだけど,
その理屈だったら別に黄金比でなくとも無理数なら何でもいいじゃん,
って自分はよく突っ込んでた.
同じように数学者の説明に納得していない著者が,
生物学者の視点からきちんと議論してみたというお話.
第14回:全ての植物をフィボナッチの呪いから救い出す
あと,こんなハチャメチャなページもあった.やりすぎでしょ.
生命科学研究の大御所はアートに昇華したか?
何しろ人間は愚かだから,人知を超えたものをすぐに忘れる.
だから10万年先の子孫に平気で負の遺産を残せるのだよね.
ま,その話は別の機会に.
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