何だかんだと話題になったあいちトリエンナーレ2019．
今回も幾度かに渡って調査を行ってきた．
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と同時に，今回のトリエンナーレでは，それに付随するアート展にも足を運んだ．
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今回はヤマザキマザック美術館で催された「情の深さと浅さ」展の調査報告．
県美で唯一見られないでいた伊藤ガビンの展示の整理券を朝一で獲得して，予約時間までの2時間ほどで回ってみた．
柴田麻衣．
エレベータを降りてすぐ，大きな絵．
ヨーロッパ，アジア，南アメリカの戦争が，窓を通して．
深川瑞恵．
ガラスの儚さと，命の強かさと．
加藤真美．
上田薫．
ハイパーリアルの絵画．
長谷川哲．
もととなる写真を転写して，中心の人物だけ残して引っ掻いて周りを消した．
1枚目は確か円頓寺界隈の風景．
河合里奈．
ちょうどその場に作家さんがおられて，何やら友人に熱く語っていた．
清河北斗．
モビルスースの頭のような，王蟲のような．
藤原史江．
樹だった記憶，とかそんなようなタイトル．
蓮沼昌宏．
上の取っ手をゆっくり回すと，パラパラ漫画になる．
吉田友幸．
光を描いている．
山田七菜子．
その意味では，この作品も近いところを目指しているのかな．
松浦進．
田中里奈．
杉山健司．
すごく奥行きを感じる作品なんだが，これ，柱状の箱の中に作ったものを鏡で反射させて見せている．
高木基栄．
精神分析の用語をタイトルにしていた，ガラス作品．
山内喬博．
コップのあとが机についちゃった，的な．
原游．
Andy Warhol的な．
大森準平．
縄文 in 2019．
高橋大地．
よ～くみるとグラフ用紙のように細か～い線が描かれていた．
設楽陸．
先日の瀬戸現代美術展にも出品してたね．
セシル・アンドリュ．
辞書にこだわった作品．
どこに？シュレッダーで辞書を切り刻んでフラスコに詰めたり，1ページづつ切り取って折って重ねたり，ビリヤード玉のように丸めたり．
公花．
染色の作品．
山田純嗣．
2.5次元のような，不思議な空間．
ところで，このヤマザキマザック美術館は，もともとアール・ヌーヴォー作品を多数コレクションしているところだ．
それらと現代アートを融合させて展示するといったことを，これまでにもしばしば行っている．
そうこうするうちに，あっという間に2時間．
外は秋晴れだった．
そして県美へ．
（撮影はいずれもILCE-6000+SEL35F1.8OSS and SEL1670ZF4.0, Lightroomにて現像．）
