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独創的な発想

おしごと がくせい

久しぶりに独創的な答案を見たので紹介.
プログラミングの講義なんだが,
「10進数Nの10の位が3であることを判定する条件式をプログラムせよ」
という問題をだした.
普段通り考えれば「1の位が3」とは「10で割った余りが3」ということを応用して,
「10の位が3」は「N/10の整数部分の1の位が3」と表せる,
となるのだが,ある少年はなかなか味な解き方をしてくれた.
それが↓(矢部の解法)



講義中に見たときは,ぱっとは頭が働かず,ついついスルーしてしまった答案だったのだが,
後から考えるとなかなか味わい深い.
必ずしも汎用性のある考え方か,と問われると何とも言えないが,いずれにせよ過去記事
「天才的な式変形?」以来の独創性を感じる.


そもそもプログラミング講義は,じっと大人しく聴いている形ではなく,
あれこれ手を動かしてみて試行錯誤的に理解を深めていくことを趣旨としている.
現代教育で軽視されている,「手から学ぶ」タイプの講義だ.
そんなこともあってか,数学の講義を卒なくやり過ごす学生が案外ジタバタするのに対し,
普段からとにかくやってみて正解に近づいていく試行錯誤型の学生が
意外な方法を見つけ出したりする.


手前味噌な例を引き合いに出して申し訳ないが,
「こうやらねばならない」「こう考えねばならない」といった柔軟性の無い授業では,
おそらくこういった独創的な発想の芽を摘んでしまうことだろう.
そういった意味で,「教育は暴力だ」と感じてきた
クリエイターやアーティストは多いのだろうな,と,ふと三輪氏の発言を思い出した.


自由万歳!創造力万歳!