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てくてく現代美術世界一周@岐阜県美術館

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行ってきました,てくてく現代美術世界一周@岐阜県美術館.
現代アートはこの頃では撮影OKなところが増えて嬉しい限り.
後から見返せるので,新たな発見があったりして2度嬉しい.
冒頭の作品はヴィック・ムニーズ―マリリン・モンロー、女優、ニューヨーク1957年5月.

気に入ったものや印象的だったものを撮ってみた.

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オラファー・エリアソン―四連のサンクッカー・ランプ

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塩田千春―Zustand des Seins(存在の状態) - ドレス

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(上)照屋勇賢―告知-森(ラルフローレン)
(下)照屋勇賢―告知-森(ティファニー)
この二つは,紙袋を切り抜いた作品.

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奈良美智―ANYMORE FOR ANYMORE
そういえば前回,前々回のトリエンナーレ愛知でもいくつか作品を見ました.

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会田誠―灰色の山
拡大すると,無数のサラリーマンでできています.
社会通念へのアンチテーゼ作品を作られるため,度々問題になるけれど.

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加藤泉―無題
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加藤泉―無題2010
っていうか,怖っ.

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草間彌生―INFINITY-NETS THROW
必ず水玉なのです.

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今津景―サルダナパールの死のための習作

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大槻透―四季2010
とても艶やかな作品.ミュシャの「四季」が背後にあるのかな.
ミュシャもまた浮世絵の影響を多分に受け,
クリムトの金箔による装飾は琳派の影響とのことだけど,
周りまわって再び日本人作家による再解釈ということなんだろうか.
ミュシャもクリムトも大好物.そしてこの作品もお気に入り.

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ジャナイナ・チェッペ―プリマヴェーラ
今回一番のお気に入り.庭園の池を覗いているような.
色彩配置と微細構造が心地良い.
見れば見るほど色々なものが立ち現われてくる.

あっという間に2時間が経つ.

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外は相変わらず早春の陽射し.







いずれもILCE-6000+Sony E 35mm f1.8, Lightroomにて現像

このあと,名古屋にて8代目+αと飲み会.
何だかんだとみなそれぞれに知恵を使って生き延びてるようだ.

って,おっと,写真撮るの全く忘れてた!

せっせとネタ作り

「警部,容疑者宅からこれらのものが出てきました.」



とか,そういう類のものではない.
初年次演習用に今年新たに投入するネタの一部だ.
近くのダイソーで材料を仕入れてせっせと仕込んだ.


とりあえず2週やってみたが,昨年に比べ反応がいま一つ.
というか,本当に年々学生が大人しく,かつ目立ちたがらなくなってきた.
(異変を感じ始めたのは,ちょうどこの春卒業した学生が入学した頃からだ.)
良い意味でまじめ,だが,それは常に自動安全停止装置つきで,
赴任した頃の,教育学部独特の荒くれ者が多かった時代の学生を思い出す度,
いまの学生は何とも不甲斐なく感じてしまう.
その元気さで本当に教育現場に立ってやっていけるのかぃ?


この危惧は,10年以上前を知っている教員の間で共通の認識だ.
極端に間違えることを恐れ,小さくまとまる学生.
そういう世相だと言って流すべきなのか,拘るべきなのか.
なかなか悩みどころだ.
しかしこの頃ふと経験したのは,そういった学生らにも伝わる,自然な関わり方があるのだということ.
まぁ,あたりまえなんだけどね.


大学外れの広場.なかなかいい味が出てたから撮ってみた.


ILCE-6000 35.0mm f/1.8 Lightroom にて現像

新学期の夜


入学式.また新しい学生が入ってくるわけだ.
数学同人Sigmaもビラ配り勧誘でワラワラ.
さて,何十人,入るかな?


一方自分も新学期講義の準備でワラワラ.
ほんのちょっとずつだが,
毎度の講義も改定を続けているからだ.




帰り際,自然科学棟裏のひっそりと咲く夜桜.ILCE-6000で撮ったものをLightroomで現像してみた.
また,時間のかかる遊び道具を手に入れてしまった...


クリックで拡大↓

その後の桜

卒業式にはちょっと間に合わなかった,
そして入学式には早過ぎる演習棟前の一本桜.
でも毎年見事に咲く.(クリックで拡大↓)




洲原公園含めたこの辺りで一番大きく枝振りが良いのでは,と思う.




送り出して,また次を迎える.
この桜はずっとそれをやってきたわけだ.