ゼミ
終わったよ,本年度の卒業論文審査会. 気付いたら,プレゼンのタイトル画面がこんなことになっていた. あれれ,センスが良くなっている! で,肝心の内容なんだが,昨年度の13代が優秀すぎて,ほとんど手がかからなかったのに対し,本年度14代では小人さん…
本タイトルエントリーもこれで3つ目となる. 前回は確か Tristan chord が四度堆積和音の半音変形なんだってことを見つけた話だった. tokidoki.hatenablog.jp 最近 Blackadder chord*1 なるものを某学生が教えてくれた. これは音楽研究家Joshua Taipale氏…
今週,ゼミ生6名の卒論の提出がとりあえず完結した(とりあえず). 決まったタイトル一覧. 「ボーッと跳んでんじゃねーよ!ー跳躍軌道と踏切動作の力学モデルー」 「フェロモンは裏切らないー蟻コロニーモデルを用いた巡回セールスマン問題の解法ー」 「オ…
今年度もようやくここまで来ました. タイトル,一人だけまだ決まってないとき. 緊張の本番開始. 結構うすい環(わ)ぁ,土星の環 ―重力ポテンシャルを利用した惑星環形成のモデル―土星などの惑星環が薄く形成されてしまう理由を簡単な力学だけで説明を試…
今年の暮れも,例年の如くゼミ生の卒論添削で年を越す. こうして手直しをする中,結構面白い発見をする. 例えばピタゴラス数を生成する行列の話は, ピタゴラス数を2パラメータで表示するとき,そのパラメータが動く空間と 原始ピタゴラス数全体のなす空間…
今年の4年ゼミ生の一人は音声分析・合成をテーマにしている. EXCEL上でちまちま作業してもらっているが, 線形予測によるフォルマント抽出がうまくいかないのか, なかなか母音「あいうえお」すら 波から合成できないでいる.手軽にBASICで母音の合成ぐらい…
4年ゼミの話題の一つが,細矢氏が提案するトポロジカルインデックスなんだが,トポロジカル・インデックス: フィボナッチ数からピタゴラスの三角形までをつなぐ新しい数学作者:細矢治夫日本評論社Amazonその中にちょっと「おやっ」となった計算があったので…
今年も年中行事の一大イベントである卒論発表会が終わった. 年々こちらの危機意識と学生の意識の乖離が大きくなってきて, 送り出す側としては何とも隔靴掻痒の感甚だしく, 真夜中に目が覚めてしまうこともしばしばだったが(まぁ毎年のことだ), ゼミ生…
2012年度卒業生から始めた当ゼミでの数理音楽なる分野, その風景を数回シリーズでまとめてみよう.準周期系の研究において連分数にまつわる力学系を扱うことが多かったことと, はるか以前から音楽の仕組みに数理的仕組みが見え隠れしていると感じていたの…
数独をテーマにしているゼミ生がいる. 当初は数独の難易度を測定する尺度を作れないか, などといったことを夢見ていたが, 当人がそもそも数独を趣味にしていないようなので そういった食指は動かなかったようだ.じゃぁ何する,ってことになって, そもそ…
じゃ~ん. やっぱり今年もこういう季節だね. とはいえ,今年,そして来年度は会議やら会議やら,それから会議やらで 卒論にあまりかまってられない事態ではあるが. おかげで,今年は赤を入れるタイミングが大幅に遅れている. それでもそろそろ形になって…
先週は幾つかイベントが続いた. まず,自分が顧問しているマジックサークル"Shuffle"の訪問. aue-magicshuffle.jimdo.comカードマジックのほかに今回はメンタルで攻めてくるマジックを見せてもらった. まぁ,やられっぱなしでは色々悔しいので,こちらか…
4月にこのネタで書いてから随分経ってしまった. tokidoki.hatenablog.jp このときはTymoczkoの論文を読んだゼミ生の卒論が元となって書いたものだったが, それ以後も折に触れ(特に毎朝のピアノにて)四度堆積は色々と観察してきた. 四度堆積というのは五…
今年は全くネタとして成立していない卒論が二つ, バカバカしいと思いつつも形のあるものにすべく呑気な学生を横目に勝手に格闘している日々. 全くもって孤独な闘いである上に,そもそも引き受けなくても良い苦労である. この頃,本当によく眠れない.今日…
むか~しむかし,あるゼミ生がモアレを題材に卒論を書いたことがある. 日付を見るともう8年も前,2代目の作品だ.tokidoki.hatenablog.jp で今年の卒論,10代目となるのだが, 錯視の数理としてちっとも数学に乗ってこないゼミを1人行ってきた. もと…
数年前はしょっちゅう行われていたイベント. この頃は半年に一度か,というペースだったが,この三週間は立て続けにイベント.第1弾はピザ一族らしくPizza Hutのクーポン利用にて. このときは4人で3枚が丁度良かった. 第2弾はおよそひと月前から計画…
その昔,Debussyが音楽院の学生だった頃, 完全四度を積み重ねた和声による音楽をまだ誰も作っていないことにあるとき気付き, とても喜んだ,という逸話を何かで読んだ気がする. この四度堆積和音という視点はそれ以後, たくさんの音楽家たちによって試み…
いやぁ~,いぃっすね~,雪山. なかなかこの時期に不謹慎なタイトルだけど, 今シーズン初めて(そしておそらく今シーズンはこれのみ)行ってきました. 5代目ゼミ±αです. みなそれぞれに,それぞれの持ち場と立場で教育に挑んでいました. 色々と困難に…
本年度の卒論発表会も無事終わったところで,すぐに次の学年のゼミ指導へ.ゼミ生のひとりが,ランチェスター則を複雑ネットワークで解釈する, といった試みを始めている.で,自分もちょっとシミュレーションしてみた. 複雑ネットワークとしての戦争シミ…
いやぁ,センター試験監督お疲れ様です. (と,センター休みであちこち行楽中の学生を牽制してみる.)と新年一発目,ウチのゼミの卒論がNAVERのまとめに載ったってお話. 【卒論まとめ】ネットで読める卒業論文が面白い! - NAVER まとめ元気だった5代目の…
花火したい,というとある4年ゼミ生の発案から, 新3年ゼミ生との交流会も兼ねて,洲原で花火.でもまぁ,まずは恒例のピザから. 自己紹介的なこともあったり. とかしてるうちに日が暮れて,花火の準備. はじまり,はじまり. なんか,インディーズバン…
昨日傘をゼミ生に貸してそのお返しに↓をもらった. 昨日,「何が良いですか」 と尋ねられたので, 「白の辛口」と答えた. もちろん,ワインのことだ. そんな経緯があってのお礼なので, ここに書かれている「辛い」は「からい」のはずだ. しかし,まてよ…
例年になく一人一人に様々な思いを抱かせてくれた8代目ゼミ生も本日卒業. で,プレゼント色々もらった. まずは色紙.忙しい中,ホントかたじけない↓ そして,未来ガジェット料理研究所らしいガジェットをゲット↓ 泡立て器と↓ スムーザーだ↓ あれ.まて.ど…
何がって,教員採用試験ね. 春休み中は討議の練習や小論を集まってやっているらしい. 行った討議の内容をボードに書き出して振り返っている様子↓ で,毎回彼らがおみやげとして小論を置いていくので,添削してます. まだまだ始まったばかり. 小さくまと…
小保方氏の発見は「外部からの刺激のみでは万能細胞にはならない」 という生物学の定説を覆したという意味でも画期的だったそうだ. 全く門外漢なので,相当間違った表現をしているかもしれないが, その発見はiPS細胞など外部から組み込む*1やり方ではなく…
2013/12/12にも書いたように,3年ゼミで新年会! お寿司を採って,プレゼント交換会をするという流れなんだけど, これがなかなか手が込んでいる,というか回りくどい! 【1】まず,ババ抜きをやって,順番を決める. 【2】勝った順に合わせて,ビンゴシ…
あちこちでぼやいてきたのだが, 8代目卒論指導,結局自分自身にエンジンがかからず,ここに至る. 休暇中は雑事に塗れながらも年末年始恒例の卒論添削. しかし,この時期に複数名が↓の状況は,これまで経験が無いっす,ピンチっす! ま,なるようになるっ…
新年のあいさつ代わりに,昨日作ったあるイラストを紹介.(クリック拡大↓) 紀元前のピタゴラスあたりから明確に12音音階が意識されてきた中で, なぜDiatonic tone(白鍵のこと)は7音で,しかもあのように選ばれたのか, についてのおそらく尤もらしい説…
駐車スペースを探してたら3年ゼミに遅刻. ゼミ室に行くと,ホワイトボードに何やら記述が. し,新年会! そ,そっすか! っていうか,さりげなくイラスト上手い.
先週,3年の実習が無事終わり,今週から通常授業になるのだが, とりあえず終わったばかりで準備もできていないだろうから,に託けて クレープパーティー! 微妙な天気の中,買い出ししていざ. こう,なんとな〜く微妙な手つきでの調理実習. クレープ焼き…